健診用語辞典
健康診断・人間ドックの結果票に出てくる用語の意味や基準値の目安、関連する検査・疾患を解説しています。気になる項目から、対応している施設の検索にもつなげられます。数値の基準は施設・測定法で異なるため、最終的な判断は受診先の医師にご相談ください。
検査値・数値項目
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
過去1〜2か月の平均的な血糖状態を反映する血液検査の指標。
空腹時血糖
10時間以上絶食した後の血糖値。糖代謝異常の入口となる指標。
LDLコレステロール
動脈硬化に関わる“悪玉”側の脂質指標。
HDLコレステロール
余分なコレステロールを回収する“善玉”側の脂質指標。
中性脂肪(トリグリセリド)
食事や内臓脂肪の影響を受けやすい脂質項目。
γ-GTP(ガンマジーティーピー)
肝臓・胆道系の酵素。飲酒や脂肪肝などで変動する。
ALT(GPT)
主に肝細胞に含まれる酵素。肝障害の目安。
AST(GOT)
肝臓のほか心筋・筋肉にも含まれる酵素。
クレアチニン
腎機能の評価に使う代表的な血液検査項目。
eGFR(推算糸球体濾過量)
腎臓のろ過機能の推定値。慢性腎臓病の評価に使う。
尿酸(尿酸値)
プリン体代謝の最終産物。高値が続くと痛風などと関連。
尿蛋白(たんぱく尿)
尿中の蛋白の有無。持続する場合は腎障害の評価が重要。
BNP・NT-proBNP
心臓への負担を反映する血液マーカー。心不全の評価に用いる。
家庭血圧
自宅で測る血圧。高血圧の診断・管理で重視される。
腹囲(ウエスト周囲径)
内臓脂肪の蓄積の目安となる身体計測項目。
収縮期血圧(上の血圧)
心臓が収縮して血液を送り出すときの血圧。
尿糖
尿に糖が出ているかを調べる項目。血糖値とは別の検査。
尿潜血(尿潜血反応)
尿に血液成分が混じっているかを調べる項目。
BMI(体格指数)
体重と身長から計算する体格の目安。肥満・やせの指標。
所見・状態
脂肪肝
肝臓に脂肪がたまった状態。腹部エコーなどで指摘される。
メタボリックシンドローム
内臓脂肪の蓄積に高血圧・脂質・血糖の異常が重なった状態。
高血圧(高血圧症)
繰り返し血圧が高い状態。単回の測定値とは区別される。
脂質異常症
LDL・HDL・中性脂肪の異常を総称する用語。
ピロリ菌感染(ヘリコバクター・ピロリ)
胃炎・胃潰瘍・胃がんと関連する細菌の感染。
大腸ポリープ
大腸粘膜にできる隆起性病変。種類により扱いが異なる。
高濃度乳房(デンスブレスト)
乳腺の割合が高く、マンモグラフィで病変が見えにくいことがある状態。
肺結節(肺結節影)
肺にみられる小さな丸い陰影。良悪性は画像だけで断定しない。
不整脈
心拍のリズムの乱れの総称。無症状で指摘されることもある。
白衣高血圧
診察室や健診では高いが、家庭では正常な状態。
仮面高血圧
診察室では正常だが、家庭や早朝などで高い状態。見つかりにくい。
軽度認知障害(MCI)
認知症の前段階。日常生活は保たれるが認知機能が低下した状態。
慢性腎臓病(CKD)
腎機能の低下や蛋白尿などが3か月以上続く状態の総称。
高尿酸血症
血液中の尿酸値が高い状態。痛風や腎障害と関連する。
頸動脈プラーク
首の動脈の壁にできた、動脈硬化を示す隆起。
胃ポリープ
胃の粘膜にできる隆起性の病変。多くは良性。
逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流して炎症が起きた状態。
すりガラス影(GGO)
肺CTで淡く見える陰影。原因は炎症から腫瘍まで幅広い。